メンズエステってどんな流れ?予約から施術の内容まで流れを紹介

メンズエステに興味がどんな流れで進むのか、未経験の方は、興味があるかと思います。
メンズエステは、女性向けエステや整体院とは異なる独自の流れがあります。

今回は、メンズエステの流れについて、予約から施術の内容まで詳しくご紹介します。メンズエステに行ってみたい男性はもちろん、メンズエステで働いてみたい女性も流れが分かりますので、ぜひ最後までお読みください。

そもそもメンズエステとはどういうサービスかを知らない方は、初心者向けに書いた下記の記事をご参照ください。

「メンズエステとは?サービス詳細やマッサージ内容を初心者向けに解説!」

メンズエステまずは予約からスタート!

まずは、予約からスタートです。電話予約のほかに、WEB予約やLINE予約を用意しているお店もあります。「WEBサイトの予約ページ」「予約システム」で、空き状況が分かるお店もあるので、予約しやすい方法を選んでください。

予約のときには、コースも決めます。メンズエステは、60分からコースを設定しているお店もありますが、基本は90分以上です。60分コースだと本記事でご紹介するメンズエステの特徴的なサービスを受けられない可能性があります。そのため90分以上で利用する人が大半です。

指名があれば予約のときに聞かれますが、はじめての利用だと誰を指名していいか分からないのでフリーでも問題ないでしょう。

メンズエステには、ワンルームマンションタイプ・店舗型・出張タイプなど、さまざまな形態のお店があります。マンションタイプは、場所が非公開にされているため、待ち合わせや目印になる場所を指定され、その場所に着いたらもう一度電話するよう言われるケースも。どうすればいいかは予約の電話で指示されます。

メンズエステの到着から入室までの流れ

メンズエステは、店舗タイプとマンションタイプのお店が多いです。店舗タイプはあまり見かけないかもしれませんが、一般的なマッサージ店の多くは路面に店舗を構えていますが、メンズエステは隠れ家的な雰囲気のお店が多く、看板が出ていないこともあります。

ここでは、お店に入るまでの手順として、マンションタイプを例に、到着してからお店に入室するまでの流れを紹介します。

部屋のインターホンを鳴らす

マンション型メンズエステのほとんどは、オートロックがついたマンションを施術ルームにしているので、マンションに到着したら、インターホンを鳴らします。

インターホンを鳴らしたら、中からの反応は2パターンです。一つは「はーい、どうぞー」と応答がありオートロックが開くパターン。もう一つは「はい」と応答があり、オートロックが開かないパターンです。「どうぞ」と言われない場合は、訪問者が誰なのか確認してから開けるお店です。「予約した○○です」と名乗ったら、「どうぞ」と言われてオートロックが開きます。

ドキドキの入室!ファーストコンタクトは笑顔で

エレベーターでルームがある階まで上がり、ルームの前に到着したら、ドキドキの入室です。

部屋のベルを鳴らすとセラピストがお出迎え。このとき、男性もセラピストもお互いに「どんな人かな」と、緊張しています。ドアが開いたら、ファーストコンタクトはお互い笑顔で。気持ち良い挨拶ができると安心できますよね。

メンズエステ施術までの流れ

メンズエステでは、ルームに入ってすぐに施術がはじまるわけではありません。ここでは、施術前の流れを紹介します。

ウェルカムティーを飲みながらカルテ記入

エステルームに入ると、ソファーや椅子に座るよう促されます。ウェルカムティーで喉を潤しながら、カルテに記入するのが一般的です。

エステ施術には、「熱があったらダメ」などの禁忌があるので、カルテはお店にとって重要なのです。カルテの記入は、初回だけ記入するお店と毎回記入するお店があります。

メンズエステは前払いが基本

カルテの記入が終わったら、コースの確認をして、お支払いです。メンズエステは前払いが基本です。一回ごとの支払いで、回数券や複数回分のコース契約をすすめられることはありません。

現金払いのみのお店が多いのもメンズエステの特徴です。キャッシュレス決済ができるお店もありますが、店舗数は少ないので現金が基本と思っておくとよいでしょう。

シャワーでサッパリ!

セラピストがシャワーの準備をしに席を外します。シャワータイムです。

部屋で服を脱ぎタオルを巻いてシャワールームに移動するお店と、服のままシャワールームに移動して脱衣所で服を脱ぐお店があります。

セラピストの誘導でシャワールームに移動すると、すでにシャワーが流れていて、ほどよく蒸気がたっているのに気づくでしょう。少しもったいない気がするかもしれませんが、シャワーの温度を快適にする気遣いです。エステくらい、贅沢しちゃいましょう。

ペーパーショーツは履く派?履かない派?

シャワーから上がると、用意されているバスローブかタオルを巻いて施術ルームに戻ります。

エステ中に着用するのは、使い捨てのペーパーショーツです。お店によっては「トランクスタイプ」「ショーツタイプ」「Tバックタイプ」など、複数のペーパーショーツを用意していることがあるので、そのときは好きなものを選んでください。

標準は「ショーツタイプ」です。「トランクスタイプ」は、お尻周辺が施術しづらいので、しっかりマッサージを受けたいときはおすすめしません。「Tバックタイプ」は選ぶのに少し勇気がいるかもしれませんが、「何も履かないより気分が高揚して楽しめる」という人もいるので、機会があれば試してみてはいかがでしょうか。

メンズエステ施術の流れ

シャワーでサッパリしたら、いよいよメンズエステ施術のスタートです。

メインはオイルでの施術が多いですが、サブ的にパウダー施術があるお店もあります。また、メンズエステでしか堪能できない施術テクニックがあるのも特徴です。

ここでは、メンズエステに特徴的な施術を中心に、オイルエステの流れを紹介していきます。

メンズエステは背面からスタート

女性向けエステは仰向けからスタートすることも多いのですが、メンズエステはたいてい背面からのスタートです。

背中やふくらはぎを、揉んだり流したりと丁寧にマッサージしてもらいます。肩の凝りや足のむくみがスッキリしていくのをしばらく感じてうとうとしていたら、メンズエステの特徴的な施術がはじまります。

かえる足でリンパを流す

この施術は、かえるのように膝を曲げた状態でおこなわれます。膝を曲げると、太腿とベッドの間に隙間ができます。この隙間から腕を差し込み、鼠蹊部のリンパを流すという大技マッサージです。

セラピストは自分の腕にたっぷりとオイルを塗って滑りを良くして腿を抱き抱えるようにリンパを流します。気持ちよさを重視したマッサージですので、痛くはありません。際どいエリアをセラピストの腕が大胆に行き来するのを楽しみます。

四つん這いでリンパ!?

知らずにうけるとびっくりするかもしれないのが四つん這いでの施術ですセラピストが「四つん這いになってください」と声をかけます。

臀部から股あたりのかなり際どいところまでをオイルで流していきます。される方は恥ずかしさを感じながらも気持ち良さを味わうことができます。

この施術のクオリティで満足度が大きく変わります。次にまた指名するかどうかのポイントの一つになるでしょう。

仰向けで上半身・下半身のメンズエステ

背面の施術が終了したら仰向けになります。仰向けエステの最中は、おしゃべりしながら楽しむのもありです。

上半身、下半身ともマッサージされますが、ここもまたセラピストによってやり方が異なります。

デコルテの施術

「デコルテ」は、一般的には鎖骨エリアのことです。メンズエステではデコルテを意味する範囲が広く、「鎖骨から胸まで」を施術します。

鎖骨のリンパを流したら、胸部のマッサージです。鎖骨から胸に、セラピストの手がゆっくり下がってきます。指を動かしながら、胸のマッサージがスタート。セラピストの華奢な指先が乳首をかすめていくのを楽しみましょう。

ひざ立て鼠蹊部リンパ

最後は、仰向けでの鼠蹊リンパのマッサージです。足を広げて膝を立てたら、足の間にセラピストが入り込みマッサージをします。

メンズエステの醍醐味といっても過言ではありません。ここのマッサージもセラピストによって個性があり、相性が良いととても気持ちの良いマッサージタイムになります。

メンズエステ店によっては、横向きがあることも

お店やコース時間によっては、横向きのマッサージがあるかもしれません。

仰向けも横向きのマッサージも、いけないところにエステティシャンの手が触れてしまいやすく、それを避けながらギリギリを攻めるエステティシャンの様子も楽しめるかもしれません。

普段のマッサージでは手が届かないところまでマッサージしてもらえ、ギリギリ感が楽しめるのが横向きマッサージの魅力です。

楽しかったら延長もアリ!

これで一連の施術は終了ですが、「施術が巧みだった」「楽しませてくれる」「相性がいい」などから次回リピートしたいか判断してみましょう。 

延長やオプションはエステティシャンにそのまま還元されることが多いので喜ばれます。あとの予約状況にもよりますが、メンズエステは比較的ゆとりがあるので、エステティシャンに聞いてみてください。

メンズエステのアフタータイム

エステが終わったら、余韻を楽しみつつアフタータイムです。エステ終了後からルームを出るまでの流れを紹介します。

シャワーでオイルを流す

メンズエステでは、気持ちよさを追求するために大量のオイルを使用します。施術後は、オイルをシャワーで流しましょう。シャワールームでは、オイルで滑らないように注意です。

オイルは、ボディソープでしっかり洗わないと流れません。メンズエステは、仕事の合間をぬってこっそり利用するお客様も多いので、無香料のボディソープが用意されています。

ティータイム

シャワーを出たらお茶が用意されています。

エステを通してお互いに親近感もUPしていることでしょう。汗がひくまで、軽く雑談でも楽しんでください。

名残をおしみつつ退室

ひと息ついたら、アフタータイムも終了です。エステの余韻を感じつつ、名残をおしみながらの退室です。

担当してくれたセラピストが気に入ったら、名前を確認しておくと良いでしょう。「次回は指名する」と伝えると、エステティシャンは喜びます。今日話したことや施術の好みを覚えてくれているかもしれません。

メンズエステは非日常を楽しむ場所

今回ご紹介したメンズエステの流れは、一般的なもので、お店によって異なる部分もあります。

メンズエステの流れを見ると、整体などのマッサージ店と比べて独特のポイントが多かったのではないでしょうか。

「お店の場所が行ってみるまで分からないことがある」「エステ前後でシャワーに入る」「エステ中に体勢を頻繁に変える」など・・・。しかしそれがメンズエステの楽しさでもあります。

非日常の癒しとギリギリの快感を楽しむのがメンズエステです。この記事でメンズエステの流れを確認したら、ぜひ実際に体験してみてくださいね。

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