メンズエステは危険?危険と思われている理由や安全に働くための心得とは

高収入を得られる仕事の一つでもあるメンズエステですが、「本当に安全なのか」「危ない目に遭うかもれしれない」と思っている方もいるのではないでしょうか。

メンズエステはネットやメディアの影響から漠然と危険なイメージを持たれている方もいますが、実は安心して働ける環境が整えられた業種です。

今回は、メンズエステが危険だと思われる理由と実施している安全対策について解説します。

メンズエステでのお仕事を考えている方は、是非参考にしてください。

メンズエステは危険と思われている理由

メンズエステは、さまざまな要因から危険なイメージを持たれている方もいます。以下は、メンズエステの安全性が懸念される主な理由です。

  • 個室で2人きりになる
  • ルール違反な要望をするお客さんがいる
  • 酔っ払いがいる
  • ストーカー被害に遭う可能性がある
  • 派遣型メンズエステでは助けを呼びにくい
  • 盗撮される可能性がある

それでは、各項目について詳細を見ていきます。

個室で2人きりになる

多くのメンズエステでは、セラピストとお客さんが密室で2人きりになります。広い部屋にパーテーションを置いただけの簡易的な個室もあれば、マンションの1室のような完全個室タイプもあります。

完全な個室タイプの場合、見ず知らずの男性と密室で長時間一緒に過ごす必要があるため、「お客さんが怖い人だったらどうしよう」といった不安がつきまとい、危険な業種のイメージに繋がっています。

ルール違反な要望をするお客さんがいる

メンズエステでは、セラピストからお客さんへの性的なサービスを全面的に禁止しています。お客さんがセラピストの体を触ることはもちろん、セラピストが施術中に衣類を脱ぐこともありません。

しかし、そういったメンズエステのルールを理解していながらセラピストに性サービスの要求をするお客さんは少なからず存在し、そのイメージからメンズエステ=危険という認識に繋がっているものと思われます。

酔っ払いがいる

メンズエステの中には夜中まで営業している店舗も多く、特に繁華街にあるメンズエステには酔っ払い客もやって来ることがあります。

泥酔している場合は入店を拒否されてしまう場合もありますが、ほろ酔い程度なら予約を受け付けることもあります。酔って気が大きくなっている人や、正常な判断が鈍っている人に対してもセラピストは変わらずマッサージを提供する必要があるため、「施術中に危ない目に遭うのでは?」といったマイナスイメージに繋がっています。

ストーカー被害に遭う可能性がある

メンズエステではセラピストとお客さんの距離が近く、優しく接客されたことでストーカー化してしまうお客さんも存在します。

セラピストの勤務時間などは店のホームページからある程度確認できるため、待ち伏せや尾行をしたり、セラピストとプライベートで関わりを持とうと店外で話しかけたりするケースもあります。

密室で2人きりというメンズエステの特性上、セラピストはこういったストーカー被害に遭う危険性が高いのではないかというイメージを持たれることもあります。

派遣型メンズエステでは助けを呼びにくい

メンズエステには、店舗型、マンション型、派遣型とさまざまな種類がありますが、特に危険なイメージを持たれているのが派遣型です。

派遣型の場合、セラピストがお客さんの自宅や宿泊先を訪れることが多く、お店のスタッフがすぐ近くにいない状態で施術を行うこともあります。

その場合、何かあった際にすぐに助けを呼べる環境ではないため、危険な目に遭っても誰も気付いてくれないのではないかと認識されがちです。

盗撮される可能性が0ではない

メンズエステは、「盗撮の危険性があるのでは?」というマイナスイメージがある業種です。

性風俗店と違ってセラピストが裸になることはないものの、施術中の姿を盗撮するといった悪質なケースも稀に存在します。

実は安全に働けるメンズエステ

さまざまな理由から危険だと思われているメンズエステですが、実はセラピストが安全に働けるように徹底した対策を行っています。

以下は、メンズエステが行っている主な安全対策です。

  • セキュリティ対策をしている店が多い
  • スタッフが店内や別室で待機している
  • お客さんの連絡先が控えられる
  • 出禁や罰金制度がある

それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。

セキュリティ対策をしている店が多い

メンズエステでは、さまざまなセキュリティ対策を行っています。

設備や内容は店舗によって異なりますが、主なものとして監視カメラの設置や施術室のセキュリティシステム導入、セラピストの夜間帰宅時の送迎などが挙げられます。また、多くのメンズエステではセラピストに対してセキュリティ対策の教育を徹底しています。

例えば、マンション型や派遣型の場合はスマホをすぐ手に取れる場所に置いて施術を行い、もし危険な目に遭ったらトイレに駆け込んでスタッフに電話するといった緊急事態時の対応が指導されています。

また、お客さんの荷物と施術台の間にセラピストの荷物を置くことで盗撮を未然に防げるなど、危険防止対策についても多くのメンズエステがレクチャーしています。

セラピスト自身が安全面における知識を習得した上で働くため、店舗側とセラピストによる二重のセキュリティ対策が実施されているのです。これにより、お客さんが危険な行為をしにくい環境を作ることができ、結果としてセラピストがメンズエステで安全に働くことができます。

スタッフが店内や別室で待機している

メンズエステでは、セラピストの施術中に店のスタッフが待機しています。

店舗型の場合は店内を周回しながら各部屋に異変がないか外から様子をうかがい、助けを呼ぶ声や異常な物音が聞こえた際にはいつでも入室できるようにしています。

また、マンション型の場合は同じ建物の中に事務所を構えていることが多く、酔っ払い客や他のセラピストから評判の悪いお客さんが予約をした際には、スタッフが定期的に部屋の前まで様子を確認しに行くといった措置を取っているケースもあります。

お客さんの自宅やホテルが施術室となる派遣型の場合は、店舗型やマンション型と違って同じ建物内でスタッフが待機するといったことはできません。そのため、スタッフは部屋の様子が外から見える場所に送迎車を停めて監視するといった対策を取っています。

店舗によってはスタッフがセラピストをお客さんの部屋まで送り届けることもあり、スタッフとお客さんが直接面会することでお客さんへのけん制の役割も果たしています。

店舗型、マンション型、派遣型で多少やり方が異なるものの、スタッフが常に部屋の様子に目を光らせることでセラピストの安全が守られているのです。

お客さんの連絡先が控えられる

メンズエステに電話をする際、発信者の電話番号を表示しなければ予約ができない仕組みになっていることはご存知ですか?

安全対策をしっかり行っているメンズエステのほとんどは事前予約を必須としていますが、飛び込みのお客さんを受け入れる店舗でもお客さんの電話番号はその場で確認しています。

予約名などは本名以外のものを使ってもバレないケースが多いですが、電話番号はごまかすことができません。そのため、お客さんは自分の個人情報が店舗側に伝わっていることを自覚しており、セラピストに暴力をふるった場合や性サービスの強要をした場合に自分の身元が特定されるリスクを理解しています。

ケースによっては警察沙汰になることもあるため、そこまでのリスクを冒してセラピストに問題行動を起こすお客さんは非常に少なく、結果として安全な職場環境を維持することに繋がっています。

出禁や罰金制度がある

メンズエステでは、セラピストへの暴力行為、性サービスの提案・強要、ストーカー行為などを行ったお客さんに対する出禁や罰金制度を採用しています。

出禁になったお客さんの電話番号は今後予約が取れないようにブロックするなどの対策を取りますが、系列店がある場合は全ての店舗で出禁になることが一般的です。また、罰金の額は店舗によりさまざまですが、一般的には高額設定されています。

危険なお客さんを厳しく取り締まるために実施されている出禁と罰金制度ですが、セラピストが安全に働くための危険防止対策としての役目も果たしています。

メンズエステでサービスを受けるにあたって、お客さんは予約時もしくは来店時にスタッフから店の規約に関する説明を受けます。メンズエステがあくまでマッサージを提供するリラクゼーション空間であり、性的なサービスの提供は行っていないという内容についての説明がされます。そして、もし違反した場合には出禁や罰金が適応されるといった注意喚起がされます。

これらのプロセスを踏むことで、お客さんは危険行為や問題行動に対するリスクをあらかじめ認識することとなり、セラピストが安全に働ける環境が維持されているのです。

まとめ

さまざまな理由から危険なイメージを持たれがちなメンズエステですが、各店舗ではセラピストが安心して働けるようにバリエーション豊富な安全対策を行っています。

お客さんへのけん制やセラピストへのセキュリティ対策教育を徹底することで、セラピストが危険な目に遭うことを未然に防げる仕組みになっているのです。

メンズエステのお仕事を検討中の方は、是非今回の記事を参考にしてください。

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