メンズエステのオイルマッサージを徹底解説!施術の流れ・コツなど

メンズエステの定番といえばオイルマッサージですが、どんなものか知らない人も多いでしょう。オイルマッサージについて正しく知っているだけで、メンズエステでの指名は増えやすくなるので、知らないと損です。

この記事では、メンズエステで働くなら知っておきたい、オイルマッサージの流れ・コツなどを徹底解説します。メンズエステで稼げるようになりたい女性は、参考にしてください。

メンズエステのオイルマッサージって何をするの?

メンズエステでは、癒しをメインとしたリラクゼーション目的のオイルマッサージをします。

普通のマッサージと違うのは、「資格が不要・男性向けでドキドキが重視されている」という点です。

衣装が少しセクシーなのが特徴ですが、性的サービスは一切無しなので、風俗ではありません。   

少しセクシーな衣装で密着

メンズエステのオイルマッサージは、少しセクシーな衣装を着て、お客様に密着をしながら行います。衣装と密着こそがメンズエステの売りであり、普通のマッサージと大きく異なる点です。

衣装はお店によって違いますが、けっこう過激な場合もあるので、働く前にきちんと確認しておきましょう。   

性的サービスは一切なし

「セクシーな衣装で密着」と聞くと不安に思うかもしれませんが、メンズエステでは一切の性的サービスは禁止されています。もしお客様から性的行為を強要されたら、即スタッフに報告すれば良いので安心してください。

性的行為以外に、以下の行為も禁止されているため、何かあったらすぐスタッフを呼びましょう。

  • お客様がセラピストに触れる
  • セラピストの前で裸になる
  • 紙パンツを履かない

絶対にやってはいけないのが、お客様の押しに負けて性的サービスをしてしまうことです。メンズエステは風営法許可で営業していないため、下手なことをするとお店が営業停止になってしまいます。

メンズエステで使うマッサージオイルの種類

メンズエステで使うマッサージオイルは、以下の4種類が一般的です。

  • キャリアオイル
  • ミネラルオイル
  • ノンオイル
  • アロマオイル

それぞれ、詳しく説明します。
   

キャリアオイル

キャリアオイルとは、植物から抽出された天然由来のオイルです。浸透性・伸びがとても良く、すぐに拭き取れるのが特長で、エッセンシャルオイル(精油)を薄めるのにも適しています。

キャリアオイルには様々な種類があり、代表的なのは以下です。

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • オリーブオイル
  • アーモンドオイル

基本的には肌への負担が少ない物が多く、アルガンオイルは美容にも良いといわれているので、安心して使えます。  

ミネラルオイル

ミネラルオイルとは、石油系オイルのことを指します。石油系というとイメージがあまり良くないですが、化粧品などにも使用されているため、皮膚に使っても問題はありません。

しかし、悪いイメージが先行してしまっているので、「ミネラルオイルは使いたくない…」と思う人も多いです。

ノンオイル

ノンオイルとは、オイル成分ゼロのマッサージオイルを指します。
オイル特有の匂い・ベタつきが無く、水に溶けやすいため、後片付けも楽なのが特長です。

「ノイル」という製品が有名で、最近はメンズエステでよく使われています。主成分はグリセリンで、ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分も配合されているため、安心して使えるでしょう。

アルコール・シリコン・パラベンフリーとなっているのも、肌が弱い人にとっては嬉しいポイントです。  

アロマオイル

アロマオイルとは、オイルにリラックス効果を高める香りを含んだ物です。エッセンシャルオイルとの違いは「100%天然素材か」で、アロマオイルは天然素材ではありません。

アロマオイルは、大きく分けると以下の種類になります。

香り代表的な物期待できる効果
フローラル系お花ラベンダー、ジャスミン、カモミールなどリラックス効果
シトラス系フルーティー、柑橘オレンジ、グレープフルーツなどリフレッシュ効果
ハーバル系ハーブローズマリー、ミントなどリフレッシュ効果
オリエンタル系エキゾチックイランイラン、パチュリーなどリラックス効果
ウッディ系ローズウッド、ユーカリなどリラックス効果
スパイス系スッキリ系シナモン、ジンジャーなどリフレッシュ効果

リフレッシュ効果 香りは好き嫌いが分かれるため、使用する場合はお客様の好みをしっかりと聞いておきましょう。

メンズエステで使うマッサージオイルの安全性

メンズエステで使われているマッサージオイルですが、市販の安全な物を使用しているので、基本的には問題ありません。ただし、成分によっては自分の肌に合わない場合もあるため、注意してください。

もし特定のオイルで毎回かぶれる場合は、使用するオイルを変えてみましょう。お店にオイルが1種類しか無い場合は、スタッフに相談してみるのも手です。キャリアオイルは肌に優しい物が多いので、肌が弱い人はアルガンオイル・ホホバオイルを、一度試してみてはいかがでしょうか。

メンズエステでのマッサージオイルの塗り方

メンズエステで、マッサージオイルを塗るときのコツは以下です。

  • オイルはたっぷり使う
  • 塗る前に手のひらで温める
  • オイルが足りないときは足す

メンズエステにおいてオイルを上手く塗れるかは、とても重要です。初心者セラピストさんは、まずはオイルの塗り方をマスターしましょう。   

オイルはたっぷり使う

オイルは遠慮せずにたっぷりと、お客様をオイルまみれにするくらいの気持ちで、塗ってください。

「オイルマッサージ」という名のとおり、お客様もオイルでベトベトになるのを期待しています。

オイルはシャワーで落ちるので、「落とすのが大変じゃないかな?」なんて心配は不要です。むしろ、オイルが少ないほうがお客様はガッカリしてしまいます。

塗る前に手のひらで温める

マッサージオイルを塗るときは、先に自分の手のひらでオイルを擦り合わせて、温めてください。温めずにそのままお客様の肌に塗ると、若干の違和感があって、お客様がビックリしてしまいます。

オイルを温めるときは、手から溢れてお客様の体の上に落とさないよう、気をつけてください。慣れないうちは少し難しいかもしれませんが、コツを掴んでしまえば簡単にできるようになります。   

オイルが足りないときは足す

マッサージ中にオイルが足りないと感じたら、随時追加してください。オイルが足りないのに無理やり伸ばしていては、気持ちよさも半減してしまいます。

マッサージに必要なオイルの量は、お客様の体の大きさで変わるため、臨機応変な対応が必要です。「いつも○プッシュだから」と決めつけるのではなく、「この体格の人は1プッシュ多めにしようかな」などと、考えてください。慣れてくると、適切なオイルの量を見極められるようになるでしょう。

メンズエステでのオイルマッサージの流れ

メンズエステでのオイルマッサージの流れは以下です。

  1. お茶出し・カウンセリング
  2. マッサージ前のシャワー
  3. 背面マッサージ
  4. 横向きマッサージ
  5. 仰向けマッサージ
  6. マッサージ後のシャワー
  7. お茶出し・アフタートーク

それぞれ、詳しく解説します。
   

お茶出し・カウンセリング

まずはお客様から施術料金をいただき、お茶出しとカウンセリングをします。自然に会話をしながら、好きなマッサージの種類・凝っている部分などを聞きましょう。オイルの種類が複数ある場合は、好きなオイルも聞いておくと良いでしょう。

カウンセリングでお客様の希望をしっかりと把握できていれば、施術の満足度も高くなります。
   

マッサージ前のシャワー

施術をする前に、お客様にシャワーを浴びてもらい、体の汚れを落としてもらいます。紙パンツとタオルを渡し、お客様がシャワーを浴びている間に、施術の準備をしましょう。
   

背面マッサージ

お客様がシャワーから出たら、施術開始です。タイマーを見ながら、時間内に施術が終わるように調整しつつ、マッサージを行ってください。

基本的には足→ふくらはぎ→腰と、足元から上半身に向かってマッサージしていきます。腰まで来たら背面から手を回して密着マッサージ、その後は鼠径部などお店のマニュアルに従ってください。

背面でお客様が期待に胸膨らませるのが、鼠径部マッサージの際の、カエル足と四つん這いのポーズです。鼠径部でいかにドキドキさせるかが、お客様の満足度の高さに繋がるため、ドキドキ感の演出を意識しつつ施術しましょう。   

横向きマッサージ

背面が終わったら横向きになってもらい、鼠径部を中心としたディープリンパマッサージをします。お店によっては、オプションや禁止になっている場合もあるので、マニュアルに従ってください。

横向きマッサージは、次に紹介する仰向けマッサージと、順番が逆になる場合もあります。   

仰向けマッサージ

コースの後半になると、仰向けマッサージに移行します。仰向けマッサージこそが、お客様が最もドキドキ・期待する施術なので、特に丁寧に行いましょう。

仰向けマッサージは基本的には背面と逆の手順で、頭側から施術していきます。マッサージのピークを鼠径部にするので、段々とドキドキして盛り上がれるよう、意識してください。

セラピストによっては、太ももで頭を挟む・胸を軽く当てる人もいますが、無理してまでやる必要はありません。自分のできる範囲で密着しつつ、マッサージをしましょう。   

マッサージ後のシャワー

施術が終わったらお客様にシャワーに行ってもらい、マッサージオイルなどを洗い流してもらいましょう。お客様がシャワーを浴びている間に、マッサージ道具や部屋を片付けておいてください。自分に付着したオイルも、忘れずに拭き取っておきましょう。

お茶出し・アフタートーク

最後にお茶出しをしてアフタートークをしたら、お客様の送り出しです。アフタートークでお客様の心を掴むと、次回の指名に繋がるため、気を抜かないようにしましょう。間違っても、「やっと終わった~疲れた~」なんて雰囲気を出してはいけません。

お客様を送り出すまでがメンズエステのサービスです。

メンズエステでのオイルマッサージのコツ

メンズエステでのマッサージのコツは、以下の3つです。

  • リンパの流れを意識する
  • 力加減を確認しながら行う
  • 体の一部を密着させる

それぞれ、詳しく解説します。

リンパの流れを意識する

オイルマッサージではリンパの流れを意識して行うと、より質の高いマッサージになります。リンパの動きがスムーズになると、老廃物の排出・血行促進などの効果が期待できるため、お客様の満足度も上がるでしょう。

リンパが集まっているのは、鎖骨・脇の下・おヘソ・鼠径部・膝裏なので、重点的にマッサージしてください。敏感な部位でもあるため、優しくマッサージするとお客様もドキドキし、より盛り上がります。

力加減を確認しながら行う

施術中に力加減を確認しながらマッサージを行えば、お客様の満足度も上がります。ただし、あまり聞きすぎてもうっとうしいため、お客様の反応を見ながら聞いてあげてください。耳元でそっと囁くとお客様がドキドキするので、より効果的です。

基本的には、メンズエステでは力強くほぐすより、優しい刺激のほうが求められる傾向にあります。お客様によって好みがありますが、最初から力を入れすぎないほうが良いでしょう。

ただし鼠径部は、どんなお客様でもとにかく優しく、撫でるようにマッサージしてあげてください。デリケートな部位なので、力強くほぐすと逆効果になってしまいます。

体の一部を密着させる

メンズエステで最も重要なのが、体の一部を常に密着させることです。どこか一部がお客様の体に触れていれば、ドキドキは持続しますし、お客様の満足度も上がります。最初のうちは難しいかもしれませんが、彼氏とイチャイチャするイメージで、密着にチャレンジしてみてください。

メンズエステで人気になる秘訣は、ギリギリのセクシーさ・ドキドキを、いかに上手く演出するかです。密着度が高いほどお客様はドキドキし、密着を求めて通うようになるので、少しずつ慣れていきましょう。

オイルマッサージは慣れれば簡単!コツを覚えて指名を増やそう

オイルマッサージは一見難しそうに思えますが、慣れてしまえば簡単です。「リンパの流れを意識・力加減の確認・体の一部の密着」の3つさえ頭に入れておけば、後は回数を重ねるごとに上手くなります。

普通のマッサージ店のような高度な技術は求められていないので、ドキドキと癒しを重視しながら、施術に慣れてください。お客様への気遣いと密着さえできていれば、徐々に指名は増えていきますよ。

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