キャバクラを辞めたい!と思う理由とキャバ嬢生活に終止符をうつ方法

落ち込む女性

キャバクラは一見すると、派手で稼げそうと思うかもしれませんが、いざ働いてみるとノルマや人間関係・気遣いなど大変な世界で、続けていくのは精神的肉体的にタフでないとやっていけません。

そのため、「キャバクラをやめたい」と思うキャバ嬢は数多くいます。

今回はやめたいと思う理由や、やめたいと思ったときにスパッと辞める方法などについて紹介していきます。

「キャバクラをやめたい」と思う理由9選

漠然と「キャバクラをやめたい」と考えている人は、まずはなぜやめたいと感じているのか原因を深掘りしてみませんか。辛い理由が分かれば、改善策が見つかるかもしれません。

店での人間関係に疲れた

店での人間関係がうまくいかない、気疲れするという理由でキャバクラをやめたくなる人は多いです。キャバクラは女社会、競争社会です。

妬み嫉み、上下関係などは普通の会社よりも激しいといえるでしょう。せっかく頑張って売り上げを伸ばしても、いじめられたり悪口をいわれたりすることもあります。

職場に行くこと自体が辛くなったら、やめたいと思うのは当然です。

終わりのない競争に疲れた

キャバクラは常に他人との競争を強いられます。指名本数・売り上げ・顧客数など、いつも誰かと比べられる状況で働かなくてはいけません。たとえ№1になれても、その苦しみから逃れることは難しいです。

「このポジションを誰かに取られるかもしれない」と気にすることになるので、心休まらなくない人も多いです。他人からの評価を気にしすぎて、本当の自分を見失うこともあります。

指名を取れない

自分なりに試行錯誤しても、指名を取れないとどんどん自己肯定感が下がっていきます。お客様に来てもらうために頑張っていたとしても、同時期に始めた子や後輩が指名客を増やしていくのを見ると、耐え難い屈辱を感じるはずです。

「自分は魅力も才能がないんだ」と落ち込んでしまうキャバ嬢さんは非常に多いです。

営業メールが面倒くさい

営業メールもキャバ嬢の大切な仕事ですが、本当に大変です。

  • 一生懸命メールを作っても反応がない
  • 1日何十通も送るのが大変
  • セクハラまがいのメールへの対応が辛い

このような理由で、営業メールが嫌になる人が多いです。人気が出るほど顧客も増えるので、さらに負担が大きくなります。プライベートの時間も常にお客様と繋がっている感覚に辛さを感じるでしょう。

接客が大変

キャバクラは普通の接客業とは違い正解のマニュアルがありません。お客様は高いお金を払うため、それ相応のサービスを求めます。

おだてて気分よくさせたり、下ネタにも笑顔で対応したりしなければなりません。泥酔したお客様や、横暴なお客様にも笑顔を振りまくことも時には必要です。

自分の本心と表情や振る舞いが一致していないと、メンタルに悪影響を及ぼします。

酒量が辛い

飲酒が辛くて引退を考える人も多いです。キャバクラはお酒を飲めなくても働けますが、売れたいのであれば飲めた方が有利です。

頑張りすぎるキャバ嬢さんほど、飲みすぎてしまうものです。体は資本なので、お酒で体調を崩してしまうと元も子もありません。常に睡眠不足で肌もボロボロな状態になり、どんどん悪循環になってしまいます。

昼夜逆転の生活に疲れた

夕方出勤して深夜まで働くのは、なかなか辛いものです。10代、20代前半のうちは平気でも、だんだん昼夜逆転生活についていけなくなる女性が多いです。

友達と飲みに行けなかったり、彼氏がいても夜のデートができなかったりもします。「朝に起きて夜は寝たい」と考えるようになる人もいます。

思ったより稼げない

「想像していたより稼げない」と感じるキャバ嬢さんもいるでしょう。高時給が保証されているのは、入店から数か月間のみというお店もあります。

それ以降は、売り上げを上げないと時給が下がることもあります。さらに、経費(働くために必要なお金)もバカになりません。ドレス、化粧品、ヘアセット及びお客様への贈り物など、出費は全て自分持ちのため、手元に残るお金は意外と少ないと感じるはずです。

将来が不安だから

現状に不満はなくても、キャバ嬢を続けることに不安がある人もいます。

キャバ嬢は若さと美貌が売りです。今はチヤホヤされていても、10年後も同じ扱いを受けられるとは限りません。転職に有利なスキルはなかなか身につかないため、将来を案じてしまう人が多いです。

昼職のように、福利厚生や社会保険もありません。「働けなくなったら終わり」という恐怖を感じることもあるでしょう。

「キャバクラが辛い」と思ったら試してほしいこと

キャバクラで働くのが辛いと思い始めたら、精神的にきつくなる前に試してほしい事があります。

気分転換や仕事のスタイルを変えることで気持ちが楽になり、働き続けやすくなることもあります。

イメチェンする

イメチェンすることで、モチベーションが戻ってくる可能性があります。キャバ嬢のいいところは、綺麗に着飾って働けることであり、他にこういう仕事はなかなかありません。

思い切ったイメチェンで気分が変わり、新鮮な気持ちで仕事に打ち込めることが期待できます。

  • 髪型を変える
  • ドレスやメイクの系統を変える
  • 話し方を変える

実際、売れない原因は自分らしさが出せていなかっただけ、という人もいます。イメチェンしたことでお客様の反応も変わり、急激に売り上げを伸ばすキャバ嬢さんもいます。

接客スタイルを見直す

今の接客スタイルがあなたに合っていないことで、キャバクラがきついと感じている可能性があります。

ワイワイ飲むのが好きなら、色恋より友達営業の方が、成績が伸びるかもしれません。できるだけ素の自分に近い接客スタイルを意識しましょう。あなた自身も楽になり、お客様の評価も良くなります。

出勤を減らす

キャバクラをやめたい理由が体力や体調の問題なら、出勤を減らすことを視野に入れてください。出勤を減らせば、体力を温存できます。

「出勤を減らしたら指名で来たお客様を逃すかも…」と心配する人もいるでしょうが、体調を壊して長く休むことになれば本末転倒です。そして、「いつでも会える存在ではない」方が、レア感が出てお客さんから人気が出ることもあります。

定休日を設定して、お客様に伝えておくのも顧客を逃さない方法です。体調を整えて元気に出勤すれば、良い接客ができて売り上げアップに繋がります。

キャバクラを円満にやめる方法

「キャバクラを続けるためにできることは全て試したけれど、やっぱり辛いからやめたい」というあなたに向けて、トラブルを起こさず上手にキャバクラをやめる方法をご紹介します。

店のルールに従ってやめる

各店の退店時のルールに従ってやめるのが、最もトラブルを起こさずに済む方法です。「退店する場合1ヵ月前までに申し出る」といった店独自のルールに従えば、きちんとお給料も保証されるはずです。ルールを守り、気持ちよく送り出してもらいましょう。

やめる理由はポジティブなものを伝える

やめる理由は、嘘でもポジティブなものを伝えた方がいいです。「ノルマや営業が嫌」「店での人間関係がうまくいかない」などネガティブな理由を伝えると、「働きやすいようサポートする」「少し休んでから決めたら?」などと言われて引き止められます。

引き止められるとあなたの決意も揺らいでしまうかもしれません。一番おすすめの理由は「昼職を頑張りたい」です。そのつもりはなくても、「昼職が決まった」とは言っていないので嘘にもなりません。

お客様に連絡する

キャバ嬢として有終の美を飾りたければ、やめる旨をお客様に伝えることが何よりも重要です。これまで支えてくれたお客様への感謝とともに、退店の連絡をしましょう。

最終日までに来店があれば、それだけお給料にも反映されます。金メダルを取って引退するスポーツ選手のように、華々しいラストを飾りましょう。

まとめ

キャバクラは給料が良いのが魅力ですが、それだけ大変なことも多いお仕事です。辛さに耐えかねて心を病んでしまう前に、適切に対処しましょう。

それでもキャバクラをやめたければ、メンズエステで働くのがおすすめです。キャバクラで辛かったことから解放され、生活レベルを落とさずに働くことができるかもしれません。

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