キャバ嬢のリアルな月収や年収ってどれくらい?元キャバ嬢が実情を暴露!

「キャバ嬢は稼げるって聞くけれど、実際の月収・年収はいくら?」と、気になっている人も多いでしょう。時給が高いため、「キャバ嬢=楽に稼げる」というイメージを持っている人も多いですが、実際はそんなに甘い世界ではありません。

キャバ嬢のリアルな月収・年収を、指名が取れない場合と取れる場合で、それぞれ解説します。キャバクラで稼ぐために必要なこともお伝えするので、参考にしてください。

そもそもキャバクラの平均時給はいくら?

キャバクラの平均時給は、2,826円というデータが出ています。全国平均なので、地方によって多少の差はありますが、普通レベルのキャバ嬢で3,000円弱と思っておくと良いでしょう。

ただし、最初からヘルプ要員で採用された場合は、もっと時給が安い場合があります。

キャバクラの平均月収・年収

キャバクラの平均月収は約35万円で、年収は420万円程度になります。ただし、出勤日数・勤務時間によって変わるため、フルで働けばもっと稼ぐことも可能です。

キャバクラは、売上によってお給料に大きく差がつくのも特徴で、月収200万円以上稼ぐ人もいます。月収200万円稼ぐのは大変ですが、夢のある仕事といえるでしょう。

夢のある金額が稼げる

キャバクラのリアルな月収・年収

大衆店を例に挙げて、キャバ嬢のリアルな月収・年収をご紹介します。指名が取れない場合・それなりに取れる場合の2パターンで、その他の条件は以下の通りです。

出勤日数週6(レギュラー)
勤務時間1日5時間
休み月6回 (週1の休みと、半期ごとに1日)
時給スライド半期で指名50本以上からスライド 10本ごとに100円アップ
指名バック1,000円
ドリンクバック100~500円
ボトルバック10%
同伴バック2,000円
レギュラー特典1ヶ月無遅刻無欠勤で50,000円

月に25日出勤した場合の、それぞれの月収・年収をご紹介します。

指名が取れないキャストの月収・年収例

指名が全く取れないヘルプ要員キャストの時給で計算してみましょう。時給2,500円と過程して、時給週5日働いた場合の月収は250,000円で、年収は300万円になります。

計算式は、以下の通りです。

時給2,500円×5時間=12,500円(日当)

12,500×20日=250,000円(月収)

25万円×12ヶ月=300万円

この金額から諸経費などが引かれるので、実際の手取りはもっと少なくなります。そのため、指名が全く取れないキャストだと、普通のOLと同等か社会保険などがない分、OLよりも実質的な稼ぎは良くないかもしれません。

ヘルプ要員キャストは、そもそもフリーに付けてもらえないので、指名・ドリンクバックはゼロです。暇な日は早上がりさせられるため、勤務できる時間も減ってしまいます。

指名が取れるキャストの月収・年収例

指名がそれなりに取れるキャストの場合、基本時給が3,000円で、+aでスライドによる時給アップ・各種バックが付きます。半期で70本指名を取った場合、月収は639,000円、年収は766万8,000円です。

細かい計算は、以下になります。

時給3,000円×5時間=15,000円(日当)

15,000円×20日+260,000円(各種バック)=560,000円(月収)

※諸経費差し引き前の金額です。

各種バックの内訳は以下です。

指名バック140,000円 (一ヶ月で指名140本)
ドリンクバック60,000円 (500円バックのドリンク120杯)
ボトルバック40,000円 (40万円分のボトル・シャンパン)
同伴バック20,000円 (一ヶ月で10回同伴)

頑張ればその分稼げますが、指名本数が落ちれば時給も下がるため、月収50万円以上稼ぐにはそれなりの努力が必要です。

トップキャバ嬢の月収・年収は?

テレビにも出ているトップキャバ嬢の、月収・年収をご紹介します。ここまで大きく稼げるのは本当にごく一部ですが、稼げると夢のある仕事です。

エンリケさん

名古屋のアールズカフェ勤務だったエンリケさんは、過去にテレビで月収1200万円と公表しています。仮に毎月1200万円稼げたとすると、1,200万×12ヶ月なので、年収はなんと1億4,400万円にもなります。

これだけ稼げると売上折半制のように思いますが、エンリケさんはポイントスライド制で働いていました。時給だけが上がるシステムでこれだけの額を稼げるのは、トップ中のトップとしかいいようがありません。

そんなエンリケさんですが、キャバ嬢を始めたときは、最低時給1,500円からスタートしたそうです。
下からトップへのし上がった典型的な例と言えます。

門りょうさん

北新地CLUB MONに勤務していた門りょうさんも、過去にテレビで月収1,600万円と公表しています。仮に平均月収が1,600万円だとすると、年収換算では1億9,200万円です。これもすごい数字ですね!

「アルマンド姉さん」といわれていただけあって、さすがの額です。

愛沢えみりさん

歌舞伎町45(フォーティーファイブ)に勤務していた、愛沢えみりさんも、過去にテレビ出演で最高月収が3,000万円と公表しています。これは最高月収なので年収3億円とまではいかないと思いますが、年収で1億円はおそらく超えているでしょう。

キャバクラで月収100万円以上稼ぐのに必要な条件

チェック項目

キャバクラで月収100万円以上稼ぐには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 高級店で働く
  • ナンバー入りする
  • 売上折半制で働く
  • レギュラーになる

これらのいくつかを組み合わせれば、月収100万円は達成できます。詳しく解説するので、参考にしてください。

高級店で働く

月収100万円以上を目指すなら、高級店で働くのが必須条件です。高級店は元々の時給が高いですし、お店のセット料金も高いため、お金持ちのお客様がたくさん来店します。高級ボトル・シャンパンがおりやすい環境なので、良いお客様を掴めば月収100万円は容易いでしょう。

ナンバー入りする

高級店でも大衆店でも、ナンバー入りすれば月収100万円は達成できます。

ただし、大衆店の場合は客数をとにかく増やし、高級ボトルを積極的におろさなくてはいけません。元々の時給が低めに設定されているため、月収100万円稼ぐのは、高級店よりも大変です。

売上折半制で働く

月収100万円以上を目指すなら、売上折半制のお店で働くことがおすすめです。太客を掴めれば、少ない出勤日数でも月収100万円を達成できます。

ただし、お客様が来ないと日当が0円になるので、毎日お客様を呼ぶ自信がある人向けです。

レギュラーになる

月収100万円を目指すなら、まずはレギュラーになりましょう。毎日出勤していればお客様を掴むチャンスが増えますし、単純に時給で稼げます。「毎日出勤する」は、売れるキャバ嬢の鉄則なので、月収100万円を目指すなら真似してみましょう。

キャバクラの月収・年収を高くする方法

キャバクラで月収・年収を高くするには、以下を心がけましょう。

  • 指名・売上をあげる
  • 自分磨きをする
  • 自分の強みを作る
  • ナンバー入りしたら高級店に移る

それぞれ、順番に解説します。

指名・売上をあげる

キャバクラで大きく稼ぐには、指名・売上をあげるしかありません。頑張った分だけお給料に反映されるシステムなので、稼ぎたいならとにかく営業・接客を頑張りましょう。売れっ子キャバ嬢はみんな仕事の鬼で、常に「もっと稼ぐにはどうすれば良いか?」ということを考えています。

自分磨きをする

稼げるキャバ嬢になるには、自分磨きが必要不可欠です。お金をたくさん使ってもらうには、それだけの価値がある女性になる必要があります。

売れるキャバ嬢を目指すなら、普通の女の子ではいけません。頭のてっぺんからつま先まで完璧にし、歩いているだけで目を引く存在を目指しましょう。

自分の強みを作る

キャバクラで指名を取るには、自分の強みがないといけません。何か一つ、「これなら他のキャバ嬢には負けない」というものを作りましょう。

強みの例を挙げると、以下です。

  • 盛り上げ上手
  • 色恋上手
  • 外見がモデル並に良い
  • トーク力が抜群
  • 誰よりも連絡がマメ
  • 誰よりもお酒をたくさん飲める

何か一つ飛び抜けたものがあれば、それがあなたの魅力となります。当たり障りのないキャバ嬢は稼げないので、自分の得意なことを伸ばすように努めましょう。

ナンバー入りしたら高級店に移る

稼げるキャバ嬢になるには、最初は大衆店で下積みをし、ナンバー入りしたら高級店に移りましょう。実績があるので高時給を出してもらいやすいですし、お店から期待されて積極的にフリーに付けてもらえます。未経験から高級店で働くよりも遥かに良い待遇になるので、段々とお店のグレードを上げていくのがおすすめです。

キャバクラで高収入を得るのは大変

キャバクラは、頑張った分だけお給料に反映される仕事ですが、大変なことも多いです。「キャバクラで月収100万円稼ぎたい!」と思って働き始めて、3ヶ月もしないうちに挫折する人も珍しくありません。

キャバクラで高収入を得るのが大変な理由を一つずつ解説します。

結果を出し続けないと時給が下がる

キャバクラで高収入を得るには、常に結果を出さないといけません。指名・売上が落ちればその分お給料が下がるため、数字を追いかけ続ける高いモチベーションが必須です。キャバクラで稼ぐには、「どんなにつらいときでも諦めない」という、強い心が必要になります。

売れないキャバ嬢は出勤も減らされる

キャバクラでは、指名を取れないキャストは出勤調整され、稼げない負のループに陥ります。出勤日数を減らされるだけでなく、出勤時間が遅いのに毎回早上がりなんてことも日常です。

一度指名が落ちると、どんどん稼ぎにくくなってしまうので、一瞬たりとも気を抜けません。キャバクラは、常に全力で頑張れる人向けの仕事です。

必要経費がとにかく多い

キャバ嬢は、頑張り次第では大きく稼げる仕事ですが、出ていくお金もとにかく多いです。キャバクラで働いていて必要になる主な必要経費は以下になります。

  • ドレス代
  • ネイル代
  • ヘアセット代
  • 送迎代
  • 美容院代
  • 化粧品代
  • エステ代
  • お客様へのプレゼント代

もちろん、節約しようと思えばいくらでも抑えられますが、自分磨きを怠っていては稼げるキャバ嬢にはなれません。お客様にたくさんお金を使ってもらうには、自分自身にもお金をかける必要があります。

ストレスが溜まる

キャバクラは、ナイトワークの中でも特にストレスが溜まりやすい仕事です。酔ったお客様を相手にしているので、心無い言葉をぶつけられることも多く、強靭なメンタルが無いと続けられません。

接客中だけに留まらず、ノルマ・営業連絡・キャストとの人間関係と、ストレスの原因になる事柄は非常に多いです。特に営業連絡は、次第に嫌になってくる人も多く、キャバクラを辞めたくなる一番の原因といえるでしょう。

ノルマに追われながら営業連絡を続ける日々は、終わりが見えないので疲れてしまうのも仕方ありません。

体を壊しやすい

稼ぐためにお酒をたくさん飲み、体を壊してしまうキャバ嬢も多いです。大きく稼ぐには、高級ボトル・シャンパンが必須なので仕方がないですが、若くして肝臓を悪くしてしまうのも珍しい話ではありません。いくら高収入を得られても体を壊しては元も子もないので、体のケアには特に気を付ける必要があります。

お酒をあまり飲まない場合でも、昼夜逆転生活や過度なダイエットで体調を崩しやすいため、注意が必要です。キャバ嬢は昼職と比べて体への負担が大きいと、心得ておきましょう。

年齢と共に需要が下がる

キャバクラでは若い女性の需要が高いため、30歳を超えると稼ぐのが難しくなります。指名本数はガクッと落ちますし、年齢と共にお酒も飲めなくなる人が多いので、収入は右肩下がりになる可能性が高いでしょう。

30歳以降もキャバクラで活躍したい場合は、20代のうちに頑張ってお客様を掴み、お店でナンバー入りしておく必要があります。しかし、トップキャバ嬢の多くは30歳前に辞めているので、若いほうが需要の高い仕事であるのは事実です。

キャバ嬢の仕事はハード!楽に稼げるは嘘

キャバクラは、頑張ればそれなりに稼げる職種ですが、仕事内容が非常にハードです。「楽に高収入」なんていうのは嘘で、実際は日々のストレスに耐えながら、営業・接客を続けなければいけません。お客様がキャバ嬢に求めてくるレベルも高く、少しの粗相でクレームに繋がることも多いです。

「そこまで苦労して稼ぐのはちょっと嫌かも」という場合は、メンズエステをおすすめします。コース料金の50%以上バックが基本なので、お店選びさえ間違えなければ、キャバクラよりも稼ぎやすいです。

メンズエステは、キャバ嬢と比べるとストレスも少ないですし、プライベートの時間を削る必要もありません。キャバクラのような高い接客スキルは必要ないですし、ノルマに追われることもありません。

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