キャバクラにおいて営業メールは必須!指名を取るために必要な理由を解説

キャバクラといえば営業メールですが、意味を正しく理解していない人も多いです。「なぜ営業メールを送るのか」ということを理解していない場合、逆効果なことをしている可能性もあります。

この記事では、キャバクラにおける営業メールの必要性と、指名を取るための営業メールのコツを解説します。この記事を読めば、逆効果の営業メールをすることは無くなります。

キャバクラで営業メールが必要な理由

キャバクラで営業メールが必須とされる理由は、お客様にリピーターになってもらうための大事な手段だからです。営業メールを効果的に送ることで、お客様は女の子にハマり、頻繁に来るようになります。

「飲みたいときに勝手に来るのでは?」と思うかもしれませんが、絶世の美人でもない限り、営業を一切しないで指名は取れません。膨大な数のキャバクラの中で選んでもらうには、いかに営業メールでお客様との距離を縮めるかが大事です。

どのキャバクラで働いても、営業メールは積極的に行うように指示されます。お店によっては、出勤表にその日の営業連絡件数と、来店見込み数を書かされる場合もあります。

キャバクラで営業メールをするメリット

営業メールを効果的に送ると、安定して指名が取れるようになるので、「今日も誰も来ないかも…」という不安が無くなります。お店からも「仕事のできるキャスト」と認めてもらえ、待遇が良くなる場合もあるでしょう。

営業メールのメリットについて、詳しく解説します。

お客様の数が増える

営業メールがきちんとできていると、自然とお客様の数が増えます。太客・細客共にまんべんなくフォローできていれば、お客様が誰も来ない日は無くなるでしょう。

一度お店で話しただけでは、あなたの存在は徐々に薄れていってしまいます。「楽しかったけれど、どんな子だったかな?」を、「この子にまた会いたい!」に変えるのが、営業メールの役割です。

お客様の来店頻度が上がる

営業メールで効果的なアプローチをしていると、お客様は次第にあなたにハマり、来店頻度が高くなります。「飲みに出たら寄ろう」という程度だった気持ちも、「明日は仕事休みだから、あの子に会いに行こう」に変わるでしょう。

飲み慣れているお客様だと、「この子は頑張っているから、応援してあげよう」と思ってくれる場合もあります。

イベントの集客に強くなる

日頃から営業メールをしていると、イベント時にたくさんのお客様を呼べるようになります。お客様との距離が縮まっているので、「イベントだから顔を出して♪」と直接的な営業をしても、お願いを聞いてもらいやすいです。

イベント集客ができなくて悩んでいる人は、普段の営業メールから頑張ってみましょう。

キャバクラでの営業メールはいつ送る?

営業メールを送る時間帯は、一般的にはお昼がベストといわれていますが、お客様によって変わります。お客様の返信率や活動時間帯を見ながら、一人ひとりに合わせて、臨機応変に送りましょう。

好印象なのは午前中からお昼

一般的に好印象といわれているのは、朝9時頃からお昼にかけての営業メールです。お昼は休憩時間なので返信しやすいですし、仕事の疲れも癒されて喜んでもらえます。

朝9時頃に送るのが良い理由は、「キャバ嬢なのに早起きしていて偉い」と思ってもらえるからです。キャバ嬢は夕方に起きるイメージが強いので、午前中に連絡をするだけで好印象です。

朝9時起きはつらいかもしれませんが、慣れれば意外と起きられます。人気キャストの中には、お客様に営業メールをしてから二度寝している人もいます。

お客様の活動時間帯に合わせる

一般的には午前中からお昼が好印象とお伝えしましたが、お客様によってベストな時間帯は変わります。何度か営業メールをしてみて、返信率が良い時間帯や、お客様がゆっくりできる時間帯を見つけましょう。

きっちり時間と曜日を固定すると、営業感満載になってしまうので、たまにランダムに送るのもおすすめです。普段は連絡をしない時間帯に営業メールを送ると、「珍しいね、どうしたの?」と返信が来ることもあります。

キャバクラでの営業メールを送る頻度

営業メールを送る頻度は、お客様の来店頻度によって変えましょう。全くお店に来ないお客様も放置せず、たまにはアプローチしてください。

営業メールの頻度について、詳しく解説します。

お客様の来店頻度によって変える

お客様ごとの営業メールの理想的な頻度は、以下になります。

来店頻度連絡頻度
週3以上週3以上連絡を取るのが好きなお客様なら、毎日でもOK
週1週2~3見込みがあればもっと送る
月2~3週1以上
月1以下月2以上ハマりそうな気配があれば週1にして様子を見る

基本的には、来店頻度が多くなるにつれ、マメに営業メールをする必要があります。

ただし、お客様によっては連絡が不要な人もいるので、臨機応変に対応しましょう。お客様の返信率や返信内容を見ながら、送る頻度を調整するのがおすすめです。

返信が来ないお客様にも定期的に送る

営業メールに全く返信してくれないお客様にも、定期的にメールをしましょう。自分の存在を思い出してもらえますし、飲みに出たときに寄ってくれる可能性があります。

お客様が営業メールに返信しない理由はさまざまですが、内容はきちんと読んでもらえている場合が多いです。

男性は、業務連絡以外のやり取りをしない人も多いので、返信が無くても気にする必要はありません。本当に迷惑だったらブロックされるので、既読が付く限りは送り続けましょう。

営業メールを送り続けていれば、一定数は必ず指名として返ってきます。指名が多いキャストと少ないキャストの違いは、いかに心折れずに営業メールを送り続けられるかです。

キャバクラでの営業メールの種類

キャバクラでの営業メールは、以下の3種類があります。

  • お礼メール
  • フォローメール
  • 来店を促すメール

それぞれの違いを解説します。

お礼メール

お礼メールは、お客様が帰った後や翌日に送るメールです。お礼メールを怠るとお客様の気持ちも離れてしまうので、忘れずに送ってください。

お礼メールを送るタイミングについては、さまざまな意見がありますが、お見送り後すぐに送るのがおすすめです。すぐにメールをすると会えて嬉しかった感が出せるので、「俺に気がある?」と思わせることができます。

お礼メールには、以下の内容を書きましょう。

  • 来てくれたことへのお礼
  • お店で話した内容
  • 「気を付けて帰ってね」の一言

彼氏とのデート後をイメージして送ると、お客様が喜ぶお礼メールが書けます。

フォローメール

フォローメールは、日常の何気ないやりとりをするメールで、営業メールのほとんどがフォローメールにあたります。友達や彼氏とのメールを意識すると、営業感の薄いフォローメールが送れるでしょう。

フォローメールの内容を難しく考える必要は無く、プライベートの一部を見せればOKです。キャバ嬢にしては珍しい趣味や、家庭的・しっかりした一面を見せると、意外性を与えられます。

来店を促すメール

来店を促すメールは、お客様との距離が縮まったら、ここぞというときに使います。バースデー・お店のイベントなど大切なときには、遠慮せず告知・営業しましょう。フォローメールでしっかりと関係性ができていれば、お客様は快くお願いを聞いてくれます。

イベント以外で来店を促す場合は、「お店に来て」ではなく「会いたい」と伝えるのがポイントです。意味合いは同じですが、「会いたい」と言われたほうが嬉しいですし、営業感も薄れます。

キャバクラで営業メールをするときの注意点

お客様との距離を縮めるのに有効な営業メールですが、少し間違えると逆効果になってしまいます。営業メールを送るときは、以下に気を付けてください。

  • 連絡OKな曜日・時間帯を確認しておく
  • コピペ・定型文にしない
  • 長文にしない
  • 非常識な時間に送らない
  • 露骨な営業をかけない
  • ネガティブな内容を送らない
  • 自分語りにならないようにする

それぞれ、詳しく解説します。

連絡OKな曜日・時間帯を確認しておく

お客様に営業メールをするときは、連絡してもいい曜日と時間帯を確認しておきましょう。既婚者・彼女持ちのお客様の場合、営業メールを送られると困るタイミングがあります。

連絡先を交換するタイミングで、「連絡したらダメな曜日とか時間ってある?」と聞いておくと、いざ送るときに困りません。

コピペ・定型文にしない

営業メールを送るときは、コピペ・定型文にしないよう気を付けましょう。お客様もバカではないのでコピペに気付きますし、一気に熱が冷めます。「使い回しの内容か…」と呆れられ、返信はおろか、指名を変えられるかもしれません。

営業メールは一人ひとりに合った内容を送るよう、心がけましょう。お客様によってどんな営業を求めているかも違うため、やり取りをしながら見極めていくのが大事です。

長文にしない

営業メールを送るときは、長文になりすぎないように気を付けましょう。長文は読むのが面倒ですし、「結局何が言いたいのか分からない」となりやすく、返信率も下がります。

お客様と距離を縮めるには、片手間でも返しやすい内容を送り、ラリーを続けるのが大事です。営業感丸出しの長文はやめて、友達や彼氏に送るような、気楽なやり取りを心がけましょう。

非常識な時間に送らない

営業メールを送るときは、深夜・早朝など非常識な時間は避けてください。お客様の睡眠を妨害する可能性がありますし、「常識の無い子だな…」と思われます。

お客様から連絡が来た場合を除き、深夜から早朝は連絡しないのが懸命です。

露骨な営業をかけない

「今度いつお店来る?」「今日暇?一緒に飲もう」など、露骨な営業メールは送ってはいけません。お金としか見られていないと感じて嫌気がさしますし、お客様の気持ちも冷めてしまいます。

お客様の立場になって考えると分かりますが、「お店に来て」ばかりの営業メールは、貰っても嬉しくありません。お客様が喜ぶような内容を送るのが、上手な営業メールと心得ましょう。

ネガティブな内容を送らない

営業メールを送るときは、ネガティブな内容を書かないよう、気を付けてください。具体的には、以下のような内容はNGです。

  • お店・仕事の愚痴
  • 他のお客様・キャストの悪口
  • 疲れた・休みたい
  • 辞めたい

ネガティブな話を聞かされると、お客様の気持ちまで滅入ってしまいます。「この子のメールは気分が下がる」と思われると、既読すら付かなくなるでしょう。

特に、他のお客様の悪口は絶対に言ってはいけません。「俺の悪口もどこかで言われているに違いない」と、誤解されてしまいます。

自分語りにならないようにする

営業メールを送るときは、自分語りにならないよう気を付けてください。「今日は○○でランチ♪美味しかった~」のようなブログ調のメールは、お客様に「それがどうした」と思われます。

営業メールは質問で締め、「あなたに興味があります」という姿勢を示しましょう。質問すると返信が来るから嫌という理由で、自分語りの営業メールをする人もいますが、それではお客様との距離は縮まりません。きちんとお客様とコミュニケーションを取るよう、心がけてください。

お客様が喜ぶ営業メール

お客様が喜ぶ営業メールは、大きくまとめると以下の3つです。

  • 気遣いを感じる内容
  • 自分に気があると勘違いできる内容
  • 写真付きのメール

この3つができていれば、必死に来店を促さなくても、勝手に指名が増えていくでしょう。

それぞれ、詳しく解説します。

気遣いを感じる内容

お客様を気遣う内容の営業メールは、定番ですがとても喜ばれます。キャバクラにハマるお客様は、寂しい・癒されたい気持ちが強いので、気遣いは効果抜群です。

基本的には、体調や仕事の忙しさを気遣う内容が良いでしょう。心配してあげることで、「あなたを大切に思っています」とアピールできます。

出張・大事な会議・ゴルフなどの予定を聞いたときは、当日に「頑張ってね」と送ってあげましょう。「自分の予定を覚えてくれている」という事実が、あなたへの好意を加速させます。

自分に気があると勘違いできる内容

キャバクラは疑似恋愛の場でもあるので、お客様が勘違いできる営業メールは、ダントツで喜ばれます。彼氏に送るようなLINEを意識し、ハートマークも適度に入れましょう。

内容ですが、具体的には以下を意識してみてください。

  • お客様の名前を呼ぶ
  • 褒める
  • お客様のおすすめを試す(本・映画・趣味など)
  • 2人にしか分からない内容を入れる
  • 「夢に出てきた」と言う
  • 誕生日ぴったりにメールをする

ちなみに、「夢に出てきた」ネタは、かなり食いつきが良いです。普段は簡素な返信のお客様でも、「どんな夢だった?(笑)」と、嬉しそうなテンションで返してきます。

写真付きのメール

写真付きの営業メールは、お客様のテンションが上がるため、積極的に送りましょう。気に入っている子の写真を貰って、嬉しくない男性はいないですし、あなたを思い出して会いたくなります。

新しいドレスを買った・美容院に行ったなど、何かあったときは写真を送るよう心がけましょう。

営業メールが面倒な人にはメンズエステがおすすめ

ここまで読んで、「キャバクラの営業メールって面倒くさい…」と思った人は、メンズエステで働くのがおすすめです。キャバクラと違って連絡先交換不要のため、プライベートの時間を守れます。

それでいてバック率も高めなので、忙しいお店を選べばキャバクラより稼げるかもしれません。

キャバクラでは営業メールが必須!楽に稼ぎたい人には向かない

キャバクラで働くなら、毎日の営業メールは必須条件となります。お客様からの電話・LINEは、休日でもお構いなしに来るため、完全オフの日は無いと思ったほうが良いでしょう。

楽に稼げるナイトワークを探している人には、キャバクラよりもメンズエステをおすすめします。営業メールをする必要が無いので、「四六時中LINEが鳴ってイライラする」ということもありません。

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