キャバ嬢の時給事情を徹底解説！平均時給から時給を上げる方法まで

キャバクラ求人には高時給が並んでいますが、キャバ嬢が実際に貰っている時給とは差があります。求人の時給が絶対に保証されると思って働くと、ガッカリする可能性が高いので気を付けてください。

この記事では、キャバ嬢の平均時給や給料システム、時給を上げる方法を解説します。最後まで読めば、キャバクラで高時給を稼ぐ方法が分かります。

キャバクラ求人の時給はMAXで稼げた場合

キャバクラ求人にはかなりの高時給が書かれていますが、求人情報の時給は「MAXで稼げた場合」です。指名がたくさん取れて各種バック※も付いた場合、お給料を時給換算すると求人の金額になる、と思っておきましょう。

※バックとは
指名・同伴回数や、ドリンク・ボトルなどの金額に応じて貰え、お給料にプラスされます。

実際、求人情報通りの時給を貰えているのは、ナンバー入りしているキャストのみというケースも多いです。求人に書かれていた時給から、500～1000円引いた額が実際の時給と考えておけば、入店してからガッカリしなくて済むでしょう。

求人通りの時給を出すお店も一部ありますが、雑費など引かれる金額が高い・早上がりが多いなどで、実際の収入は大して多くありません。計算してみたら、「時給が安いお店のほうが稼げた…」というのは、よくある話なので気を付けてください。

キャバ嬢の時給相場

キャバ嬢の本当の時給相場は2,000～5,000円程度で、経験・出勤日数・客数・地域などで変わります。未経験で、出勤可能日数が少ない・ルックスが普通だと、2,000～2,500円スタートのお店が多いです。

ちなみに、キャバ嬢の時給を全国平均すると、2,802円というデータが出ています。時給にプラスアルファで各種バックが付くので、指名0だと貰える時給が3,000円未満と考えておくと良いでしょう。

高級店・激戦区を除き、キャバクラの平均時給は3,000円弱なので、バック率を重視して稼ぐのをおすすめします。高時給でノルマが厳しいお店で働くよりも、時給はそれなりでバック率が良いお店のほうが、初心者でも稼ぎやすいです。

都内の場合

都内のキャバクラの平均時給は、約3,300円です。都内は、どのエリアで働くかで時給が大きく変わるため、自信のある人は激戦区を狙っても良いでしょう。

歌舞伎町・六本木などは、ルックス次第で時給5,000円以上も不可能ではありません。しかし、同じ時給を継続して貰えるかは、入店してからの実績次第となります。

激戦区のキャバクラは大体ノルマがあり、達成できないと罰金が課せられるので、よく考えてから入店しましょう。

地方の場合

地方の主要都市では、以下の時給が平均となっています。

京都だけ飛び抜けて高いですが、基本はやはり3,000円未満です。

どの地域もそこまで大きな差は無いので、極端に安すぎなければ、時給にこだわりすぎなくても良いかもしれません。

【注意】お給料から引かれるお金も多い

時給よりも注意しなければいけないのが、お給料から引かれるお金です。キャバクラは何かと引かれるお金が多いので、面接の段階でしっかりと確認しておきましょう。

キャバクラで、お給料から引かれるお金は以下です。※お店によって差があります。

節約のために貸ドレスを利用する人もいますが、毎日貸ドレス代が引かれるため、長い目で見ると損です。1着5,000円以下でも可愛いドレスはたくさんあるので、安くても自分のドレスを用意するのをおすすめします。

他に引かれるお金といえば罰金ですが、以下のとおり高額のため、注意が必要です。
※お店によって大きく差があります。

容赦なく罰金が引かれるので、遅刻癖・ズル休み癖のあるキャストは、お給料がほぼ0なんてケースもあります。高時給のお店ほど罰金・ノルマも厳しい傾向にあるため、働く前にきちんと確認しておきましょう。

キャバクラの給料システム一覧

キャバクラの給料システムは、大きく分けると以下の4つです。

• 指名本数スライド制
• ポイントスライド制
• 売上スライド制
• 売上折半制

基本的にはスライド制になっており、自分の成績によって時給が上下します。スライドの締日が月1回のお店もあれば、月2回（15日と月末）のお店もあるので、自分に合う方を選びましょう。

指名本数スライド制

指名本数スライド制は、締日までの指名本数の合計で時給が変わり、各種バックが付くのが一般的です。トップクラスのキャバ嬢でない限り、取れる指名本数にはある程度上限があります。

同伴・指名・延長を積極的に取る必要があるので、客数が多い人向けのシステムです。

ポイントスライド制

ポイントスライド制は、指名本数・ボトルなどをポイント換算し、合計ポイントで時給が変わるシステムです。一部、合計ポイントの平均値で時給が決まるお店もあります。

ポイントはお店によって違いますが、一般的なのは以下です。

ポイントスライド制では、全てがポイントになりお給料に反映されるので、バックが無い場合も多いです。お店によっては、延長ではポイントが付かない場合もあるため、面接時にシステムの詳細を聞いておきましょう。

指名本数スライド制と同様、客数が多い人向けのシステムです。

売上スライド制

売上スライド制は、月の合計売上額で時給が変わります。指名本数・ポイント制とは違い、客数が少なくても稼げるシステムなので、太客を持っている人向きです。

団体客・高額ボトルをおろすお客様が多いなら、売上スライド制が一番稼ぎやすいかもしれません。

売上折半制

売上折半制では、売上の50％が自分のお給料となるシステムです。極端な話、1日に数百万売り上げられれば、月1日出勤でも十分すぎるお給料を貰えます。

最も高収入を得られるシステムですが、時給が出ないため、売れっ子キャバ嬢以外にはおすすめしません。簡単には切れない超太客をたくさん持っていて、毎月ナンバーワンクラスの売上を上げられる人向けです。

各種バック

各種バックの金額は以下です。お店によって差があるので、あくまでも目安と思っておいてください。

バック率はお店によって大きな差があるため、必ず面接時に確認しておきましょう。お酒が強い人なら、ドリンク・ボトルバックが高額なお店を選ぶのがおすすめです。

キャバ嬢の時給はどうやって決まる？

キャバ嬢の時給は、未経験者ならルックス、経験者なら今までの実績で決まります。他の要素が絡むとすれば出勤日数で、レギュラー（週5～6出勤）だと時給が高くなるお店が多いです。

時給目当てでレギュラーになるのも有りですが、実績を出せなければシフトが減り、時給も下がります。最初は無理のない出勤日数から始め、やっていけそうであればレギュラーになるのが良いでしょう。

未経験キャバ嬢はルックス

未経験のキャバ嬢は実績で測れないため、ほぼルックスの良さだけで時給が決まります。一般的には低めの時給が設定される場合が多いですが、飛び抜けて美人だと高時給になる可能性もあるでしょう。

どちらにせよ、結果を出せなければ時給が下がるので、保証期間中にお客様を掴むよう努力する必要があります。

経験者キャバ嬢は実績次第

経験者の場合は、前のお店での実績・顧客の数から時給が決まります。前のお店の給料明細があれば、より実績に信憑性が出て、高時給を出してもらいやすくなるでしょう。

経験者でもルックスは基準に入りますが、外見はイマイチでも実績さえあれば、高時給になる傾向が強いです。お店は即戦力になるキャストが欲しいので、経験者で顧客を持っている人は重宝されます。

保証期間が終わってからは実力勝負

経験者も未経験者も、キャバクラに入店してから1～3ヶ月は保証期間があり、指名0でもお店が定めた保証時給をもらえます。保証期間後は、指名本数・売上に応じた時給に切り替わるため、最初の3ヶ月でお客様をできるだけ多く掴むのが大事です。

全く指名が取れないと最低時給になる場合もあるので、保証期間中は積極的にお客様の連絡先をゲットしましょう。

キャバクラで時給を上げる方法

キャバクラで時給を上げるには、「指名本数を増やす・同伴やアフターをする・太客を掴む」の3つが大事です。3つに共通していえますが、接客・営業努力をしないと時給は上がりません。

指名を増やすためには、営業努力だけでなく自分磨きも大事になります。どれだけ頑張っても、外見が良くないと伸び悩んでしまうのが、キャバクラの悲しい現実です。

髪・肌・爪には特に気を配り、常に美しい状態をキープしましょう。自分磨きのためのお金は惜しまないのが、高時給キャバ嬢への近道です。

指名本数を増やす

指名本数が増えればスライドで時給が上がりますし、お店への時給交渉もしやすくなります。一番目に見えて分かる頑張りが指名本数なので、時給を上げたいなら指名本数を増やすよう意識しましょう。

指名本数を増やすには、「連絡先をたくさんゲットする・マメに連絡する・顧客情報を覚える」の3つが大事です。連絡がマメな上に自分のことを覚えてくれていたら、お客様は自然とまた来店したくなります。

指名本数を増やすには客数も必要なので、フリーの席では必ず連絡先を聞きましょう。

同伴・アフターをする

同伴・アフターをきちんとしていると、お客様の来店頻度・使う金額が増えるため、時給も上がります。お客様付き合いの良さが、売上に繋がるといってもいいでしょう。

アフターはメリットが無いと思われがちですが、お客様からのポイントがかなり上がります。実際、アフターに行くお客様は常連化するケースが多いため、常連作りのためにも適度に付き合ってあげましょう。

太客を掴む

手っ取り早く時給を上げるなら、太客を掴むのが一番です。一人太客がいるだけで一気に稼げますし、ナンバーワンになるのも不可能ではありません。

飲み方が派手な人・一度に高額を使ってくれる人を見つけたら、積極的にアプローチしましょう。太客は、気難しい・変わった人も多いですが、掴めたら高時給間違いなしです。

自分に合うキャバクラなら稼ぎやすい

時給を上げる方法を解説しましたが、キャバクラで稼ぐには、自分に合うお店で働くのが一番大事です。自分の強みを活かせるお店なら、自然と指名・売上も増え、時給が上がっていきます。

時給やバック率は面接で分かりますが、お店の雰囲気やスタッフ・キャストの人柄は、働いてみないと分かりません。好条件のお店をいくつか見つけたら体験入店をして、一番働きやすいと感じたお店を選ぶのが良いでしょう。

キャバクラで固定時給は貰えるのか

キャバクラでは、一部固定時給が貰えるケースがあります。固定時給が貰えるのは、以下のパターンです。

• 永久保証のお店で働く
• 専属ヘルプとして働く
• キャバクラ派遣で働く

永久保証は指名0でも時給が下がりませんが、保証以上の結果を出した場合でも、時給が上がらない場合があります。頑張れば時給が上がるのがキャバクラの魅力なので、しっかりと稼ぎたい人には向きません。

専属ヘルプは、お店専属のヘルプキャストとして働きます。キャバクラ派遣のお店固定版のような感じで、全額日払い・自由出勤・ノルマ無しなので、気楽に働けます。基本的には、在籍キャストよりもお給料の待遇が悪いですが、数字に追われるのが嫌な人にはおすすめです。

キャバクラ派遣は、派遣に登録して、自分の働きたいときにだけ仕事を探します。毎日違うお店で働くのも可能なので、高時給のお店ばかりを選ぶのも有りです。

日によって依頼店舗数にばらつきがある場合もありますが、基本的には売れない在籍キャバ嬢よりも高時給が貰えます。たまにしか出勤できない場合は、キャバクラ派遣のほうが稼げるかもしれません。

キャバ嬢の時給は経験や地域で変わる！自分に合うお店を探そう

キャバ嬢の時給は、経験・ルックス・地域で変わりますが、平均すると3,000円弱です。時給を上げるには、指名本数・売上を上げる必要があるので、自分の強みを活かせるお店で働きましょう。

体験入店では、働きやすさとお店の雰囲気をしっかりと確認して、失敗しないお店選びをしてください。自分に合うお店で働き、売上のあるキャバ嬢になれば、求人に載っているような高額時給も夢ではありません。

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