夜職におけるラウンジとは？仕事内容や平均給与についても紹介

「夜職でラウンジが気になっているけど、どんな仕事内容なんだろう？」

「夜職としてラウンジで働くとどのくらい給料がもらえるんだろう？」

上記のようなお悩みを抱えている女性の方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回の記事では夜職におけるラウンジについて詳しくご紹介します。

後半部分では、よく混同されがちなキャバクラとの違いも記載しているので、是非ご参考にしてください。

夜職におけるラウンジとは？

夜職におけるラウンジはクラブとスナックの中間くらいの接待飲食店となります。ゆったりと静かな雰囲気があるのでお客さんも来店しやすいことが魅力です。落ち着いて会話を楽しめるので、その雰囲気に惹かれて常連になるお客さんも多くいます。

また、ラウンジは複数人のお客さんが来店することを想定されているので、基本的にキャストとお客さんが2人で接することがありません。そのため、トラブルなども発生しづらく、気軽に楽しめるスポットとして近年人気が高まっています。

ラウンジにおける仕事内容について

ラウンジにおける仕事内容としては下記の3つがメインとなります。

お客さんと会話する
ドリンク作りを行う
お客様のタバコに火を付ける

いずれもそこまで難しい内容ではなく、求められるハードルもそこまで高くないのがポイントです。夜職を初めて行うという若い女性の方でも安心して応募できるでしょう。

そこで、ここからはラウンジにおける仕事内容を項目ごとに詳しくご紹介します。

お客さんと会話する

ラウンジはあくまでも「接待を伴う飲食店」になので、ラウンジでのメインの仕事内容はお客さんとの会話となります。来店したお客さんとカジュアルな会話を楽しみ、お客さんを満足させていくことが大切です。

基本的にラウンジで会話をする内容としては下記のことが多くなります。

ビジネスの話題
芸能系の話題
仕事の話

基本的にキャストが若い年齢層であることをお客さんも知っていることがほとんどなので、難しい会話を振られることは少ないので安心です。

ドリンク作りを行う

ラウンジではアルコールなどのドリンク作りも仕事内容となります。お客さん一人ひとりの要望に合わせてドリンクを作っていき、お客様の満足度を高めることが大切です。

お客さんによっては常連でも飲みたいお酒が日によって変わる場合があります。そのため、お客さんには来店された時にどの飲み物にするか必ず聞いておきましょう。

ドリンク作り自体は全く難しくなく、入店してからすぐに慣れるので夜職が初めての場合でも安心です。

お客様のタバコに火を付ける

ラウンジではお客様のタバコに火を付けることも大事な仕事内容の一つです。ラウンジにはタバコを吸うお客様も多かったりするので、しっかりと対応することが大切です。

基本的にはライターでお客さんのライターに火を付けることがほとんどです。稀にマッチで火を付けるラウンジもありますが、マッチで火を付けることも慣れれば難しくないので安心です。

ラウンジは平均給与が高い

ラウンジでは平均給与が高く、時給換算で2,500～3,000円程度だといわれています。そのため、安定した収入が見込めるのが魅力的です。さらに、ラウンジは基本的に私服で大丈夫な上にノルマなども無いので安心して働くことが可能です。

また、ラウンジによっては出退勤の時間が自由な場合もあります。そのため、高時給で働きやすい夜職を探している場合はラウンジが最適です。

ラウンジには他にもメリットがある？

ラウンジは高時給で働きやすいだけではなく、他にも下記のようなメリットが存在します。

コミュニケーション能力が付く
シフトが自由で働きやすい

いずれもご自身にとってプラスになる要素です。そのため、ここからはそれぞれのメリットについて詳しくご紹介します。

コミュニケーション能力が付く

ラウンジのメインの仕事内容はお客さんと話すことなので、ラウンジで働くことで自然とコミュニケーション能力が身に付きます。さまざまなタイプのお客さんと話すことになるので、お客さんごとに合わせた会話などもできるようになるでしょう。

また、コミュニケーション能力は本格的に社会人として働く際や面接の際に大きく役立ちます。そのため、コミュニケーション能力をさらに伸ばしたいと考えている場合は、夜職としてラウンジでのバイトを始めると良いでしょう。

シフトが自由で働きやすい

ラウンジは働く時間帯が自由であることが多いのはもちろん、シフトなども自分の都合に合わせやすいことがポイントです。決まった曜日に入るなどの縛りも無いので、予定が立てやすいです。

そのため、忙しい傾向にある大学生、専門学生、社会人の方でも予定を合わせやすいのがメリットです。試験期間や繁忙期などはシフトに入らないこともできるので、融通が利くのも魅力です。

ラウンジとキャバクラの違いとは

夜職として、混同されやすいラウンジとキャバクラですが、実は下記のような違いがあるのがポイントです。

指名ノルマの有無
客層
服装
接客方法

実際にラウンジとキャバクラは異なるポイントが多く、別物なので夜職を始める際には注意が必要です。そのため、ここからはラウンジとキャバクラの違いについて解説します。

指名ノルマの有無

まず、ラウンジとキャバクラの大きな違いとして挙げられるのが指名ノルマの有無です。キャバクラでは指名ノルマが存在するのが特徴となっています。売り上げを気にする必要があるので、ラウンジよりもハードといえるでしょう。

一方、ラウンジはキャバクラと違って指名ノルマはありません。したがって、ラウンジでは売り上げを気にしすぎる必要が無いため、キャバクラよりは気楽に働けるというメリットがあります。

客層

ラウンジとキャバクラには下記のような客層の違いがあります。

・ラウンジ：女の子と複数人でワイワイ楽しんで飲むことを目的としているお客さんが多い。

・キャバクラ：特定のキャストを目当てに疑似恋愛を楽しむお客さんが多い。

ラウンジとキャバクラはシステムも大きく異なるので自然と客層が変わってきます。もちろん、立地や環境によって客層は変わってくるのであくまで目安と捉えておきましょう。

服装

ラウンジは服装が基本的に自由なので、出退勤が楽です。私服で大丈夫なので出費がかさまないのも大きな魅力です。

一方、キャバクラは専用のキャバクラドレスを着ることがほとんどです。そのため、購入費用がかさむことが多いです。また、私服で自由に出退勤できないため、人によっては少し面倒くさいと感じるのも難点でしょう。

接客方法

ラウンジは複数で接客するため、特定のキャストを目当てに来る人も少なく、恋愛関係に発展することも稀です。そのため、余計なトラブルも起こりにくく、夜職初心者の方でも安心して働けます。

一方でキャバクラのお客さんは色恋を楽しむ方も多いです。特定のキャストを目的に来るお客さんもいるので、気に入ったキャストにのめりこんでしまう場合もあります。

そのため、お客さんと疑似恋愛することに抵抗がある場合はラウンジで働く方が向いているでしょう。

まとめ

今回の記事を簡単にまとめます。

ラウンジは仕事内容も難しくなく、複数で接客するので夜職初心者でも安心して働ける
ラウンジは平均給与も高く、シフトも自由なことが多いので夜職として働きやすい
ラウンジとキャバクラだと、複数の観点から見てラウンジの方が働きやすい

ラウンジはより夜職初心者でも働きやすいような仕事内容や環境です。そのため、初めての「夜職にチャレンジしたい！」という場合はラウンジのバイトに応募してみるのも良いでしょう。