メンズエステで初めて働くときは、お客様がどんなことを考えて来店するのか分からず、不安も多いでしょう。しかし、メンズエステのお客様にはありがちな思考・行動パターンがあります。
この記事では、新人セラピストが知っておきたい、「メンズエステのお客様あるある」をまとめました。メンズエステのお客様について知りたい・稼げるセラピストになりたい人は、参考にしてください。
メンズエステのお客様あるある
メンズエステのお客様あるある、一般的なのは以下です。
- 抜きを期待してしまう
- 下心がない風を装う
- 隣の部屋の様子が気になる
- うつ伏せでポジション調整
- お金を持っている風に装う
- セラピストを褒めまくる
- オプションを勧められると追加してしまう
- 自分に惚れているのでは?と思う
- お気に入りセラピストがすぐ辞める
- 暇さえあれば出勤情報チェック
それぞれどんな心境なのか、詳しく解説します。
抜きを期待してしまう
メンズエステのお客様あるあるで一番多いのが、「もしかしたら抜いてくれるかも」という期待です。実際は抜きなんて無いのですが、悲しきかな、男性は希望を捨てきれない生き物なのでしょう。
抜きに期待するあまり、お客様は以下のような行動を取りがちです。
- VIP・スペシャルなど高いコースを選んでしまう
- シャワーで念入りに股間を洗う
- 仰向けでのマッサージでのドキドキが異常
健全店と分かっていても期待してしまうのが男性なので、セラピストの方は優しい目で見守ってあげましょう。
セラピストの前では下心がない風を装う
メンズエステのお客様の大半が多少の下心を持っていますが、なぜかセラピストの前では下心がないふりをします。女性の前ではカッコつけたい・エロ目的と思われたくないという、男としてのプライドがあるのでしょう。
あるあるなのが、聞いてもいないのに「最近疲れが溜まっていてさ~」「凝りをほぐしたくてさ~」などと言ってくるパターン。「俺はマッサージ目的ですよ」というアピールをしがちなのが、メンズエステのお客様の特徴です。
ちなみにメンズエステ慣れしているお客様は、施術中に下半身が反応してしまっても、顔は平常心を装っています。「恥ずかしさを見せたら負けだ」と、思っているのかもしれないですね。
隣の部屋の様子が気になる
メンズエステならではのあるあるが、施術中に隣の部屋の声が気になってしまうことです。自分が盛り上がっていないときほど気になるようで、「あっちは楽しそう…良いな…」なんて思ってしまう場合もあります。
セラピスト側としては、隣の部屋が気にならないくらい、お客様を楽しませてあげたいですね。
うつ伏せ状態のときにポジション調整
メンズエステのお客様あるあるで大半が頷くのが、うつ伏せ状態でのポジション調整でしょう。正面の状態で直すのは抵抗があるので、バレないようにうつ伏せのときに直しているお客様は、非常に多いです。
セラピストの方は、お客様がうつ伏せのときにモゾモゾしていても、そっと見守ってあげましょう。
お金を持っている風に装う
メンズエステのお客様で多いのが、「お金を持っている風に装う」です。「お金持ち風に見せればサービスが良くなるのでは?」という期待から、ついお金持ちを演じてしまいます。中には、「抜いてもらえるのでは?」なんて期待をしている人もいますね。
お金持ちを装うお客様は、帰り際にも「また来るね」「次はちゃんと指名するから」などと言いがちです。実際、そういうお客様ほどなかなか来ないのですが…言いたくなるものなのでしょう。
セラピストを褒めまくる
セラピストをとにかく褒めまくれば、「サービスが良くなる・抜いてもらえる」と、思っているお客様も多いです。褒められて嫌な気持ちになる女性はいないので、サービスが良くなるという点では、あながち間違っていないのかもしれません。
しかし、抜いてもらえるという勘違いは、正直困りますよね。期待をするのは勝手ですが、抜きは求めないでほしいものです。
オプションを勧められると追加してしまう
メンズエステに来るお客様は、セラピストからオプションを勧められると、つい追加しがちです。男性心理として、可愛い女の子の前では見栄を張りたくなるのでしょう。
オプション追加にももちろん下心はあって、「追加したら良いことあるかも?」「サービスが良くなるのでは?」と思っています。お客様の期待はさておき、オプション追加はセラピストにとっては嬉しいので、相手を見て声掛けしてみても良いかもしれません。
自分に惚れているのでは?と錯覚する
メンズエステのお客様あるあるすぎるのが、「もしかして俺に惚れている?」という錯覚です。セラピストが優しい・サービスが良いと、勘違いしてしまう傾向にあります。
セラピストは仕事なのでもちろん優しくしますが、お客様は「俺にだけこんなに優しいのでは?」と思いがちです。勘違いさせられたら超優秀ですが、あまり過度なサービスをすると、お客様がエスカレートする危険性があるので気をつけましょう。
お気に入りセラピストがすぐに辞める
お気に入りセラピストができたから通おうと思ったら、すぐに辞めてしまった…というのは、本当によくあります。メンズエステは、女の子によって続く・続かないが、ハッキリと分かれる仕事なのかもしれません。
「お気に入りセラピストがすぐに辞める」という悩みは、多くのお客様が抱えています。ずっと働いていれば、お客様が長く通ってくれる可能性も高いので、稼ぎたい人にとっては朗報ですね。
暇さえあれば出勤情報をチェックしてしまう
メンズエステにハマっているお客様あるあるといえば、「暇さえあればメンズエステの出勤情報チェックをする」です。もはや、メンズエステ中毒ともいえる状態ですが、ハマりやすいのが、メンズエステの怖いところでもあります。メンズエステは風俗と同等の金額にはなりますが、風俗とは全く異なる魅力があるのです。
お気に入りの子が出勤していると、ついふらっと行ってしまう人も多いようです。セラピストからしたら嬉しい限りですね。
メンズエステのお客様失敗談あるある
メンズエステのお客様の、失敗談あるあるは以下です。
- 新規開拓で後悔
- フリーで入って後悔
- 初回のロングコースで後悔
- 巨乳写真に釣られて後悔
- 口コミを過信して後悔
順番に紹介します。
新規開拓で失敗
メンズエステ慣れしているお客様は、「たまには新規開拓するか!」と新店に挑戦しますが、大体の場合後悔します。新店は当たり外れが激しいですし、新人ばかりで技術力が伴っていないケースが多いです。ワクワクで部屋のドアを開け、帰る頃には「いつものお店にすれば良かった…」とがっくり肩を落とすのは、あるあるです。
セラピストからしたら、「浮気せずに通ってよ!」と思いますが、たまには新しい刺激も欲しいのが男性です。もし、自分のお客様が新規開拓の愚痴を言ってきたら、優しく慰めてあげましょう。
フリーで入って後悔
初めてのお店のとき、セラピストを選ぶのが面倒でフリーで入るお客様も多いですが、大体後悔します。フリーで自分好みのセラピストに当たる確率は低いので、「誰か指名すれば良かった…」となるパターンがほとんどです。誰が来るか分からないドキドキは楽しめますが、ハズレだったときのガッカリ感も半端ないでしょう。
しかし、フリーで後悔するお客様が多いからこそ、セラピストからすればチャンスです。フリーで付いたお客様に最高の施術ができれば、リピーターになってくれるかもしれません。
初回からロングコースで後悔
メンズエステではロングコースを選択するお客様も多いですが、施術・セラピストの好みや相性が合わなかった場合、ロングコースは苦痛でしかありません。ロングで失敗したことのあるお客様は、「お気に入りを見つけてからロングで入ろう」と、心に決めている人も多いです。
しかし、初回でロングコースを選択するお客様は一定数います。もし初回ロングのお客様に当たった場合、お客様の要望を探りながら、心地の良い施術を心がけましょう。気に入れば次からもロングの可能性があるので、思わぬ太客ゲットになるかもしれません。
メンズエステの料金相場については、下記にて紹介しています。ロングコースの料金相場などを知りたい方は、参考にしてください。
巨乳写真に釣られて後悔
「お店の写真に騙された!」というのも、メンズエステのお客様あるあるです。胸の谷間に釣られて指名をしたら、他のパーツも大きめ…なんていうのは、よく聞く話です。
写真詐欺を警戒するお客様は多いので、セラピストの方はできるだけ体型も分かる写真を載せましょう。写真の数が多いと判断しやすくなるので、お客様も安心して指名できます。
口コミを過信して後悔
ネット上の口コミを過信して指名し、後悔するパターンも多いです。口コミを書いた人が常連で、特別サービスが良いだけかもしれないので、全てを鵜呑みにするとガッカリします。
失敗から学び、口コミよりもTwitterを見て、良いセラピストか判断するお客様も増えてきました。指名を増やしたいセラピストさんは、Twitterで仕事用アカウントを作るのがおすすめです。
メンズエステのNG客あるある
メンズエステで出禁になるレベルの、NG客あるあるは以下です。
- 紙パンツを嫌がる・脱ぐ
- セラピストへのお触り
- 鼠径部のみを要求する
- 抜きを要求する
どれも最低すぎる行動ですが、順番に解説します。
紙パンツを嫌がる・勝手に脱ぐ
メンズエステのNG客で多いのが、「紙パンツを異常に嫌がる・勝手に脱ぐ」です。紙パンツを嫌がる人は、施術中もあの手この手で陰部を見せようとしてくるので、気をつけてください。
紙パンツを履くのを忘れたふりをする・わざとはみ出るように履くなど、あまりにも度を超える場合は、スタッフに言いましょう。紙パンツを履くのはお店のルールですし、勝手に脱ぐなんてもってのほかです。
セラピストへのお触り
メンズエステのNG客によくあるのが、セラピストへのお触りです。お触りは一切禁止されているにも関わらず、どうにかして触ってこようとします。
施術中にやたら触ろうとする人に対しては、施術後も十分警戒してください。いきなりハグ・スカートをめくるなど、ありえない行動をしてくる危険性もあります。もし、無理やり触られる・危険な目に遭いそうになったら、即スタッフに報告してください。
鼠径部のみを要求する
メンズエステのNG客で本当に多いのが、鼠径部のみの要求です。「他の部位は凝っていないから鼠径部をやって」と、しつこく言ってきます。
要求に応える必要はないので、無視して普通の流れで施術すれば大丈夫です。文句を言ってくる・怒ってきた場合は、スタッフに報告しましょう。
抜きを要求する
NG客あるあるナンバーワンが、抜きの要求です。抜きを期待してしまうのは男性の本能ですが、NG客は直接抜きの要求をしてきます。
よく聞くのが、「抜いてくれるなら延長する」「他の子は抜いてくれた」などです。ひどい場合は、「高額を払って抜きも無いなんてあり得ない!」と怒る人もいます。
抜きなどの性的な行為はメンズエステではNG行為なので、しつこいようでしたら即スタッフに報告しましょう。
メンズエステあるあるNo.1は抜きへの期待!上手にかわそう
メンズエステのお客様あるあるを紹介しましたが、やはり圧倒的に多いのは「抜きへの期待」です。メンズエステが流行っている理由の一つに、「もしかしたら…」と思わせるギリギリのサービスもあるため、お客さんは期待しがちです。
「もしかしたら…」をほんのり期待させつつ、抜き無しで満足させてあげられれば、お客様はあなたにハマってくれます。上手にかわしながら、丁寧な施術と細やかな気遣いをして、お客様に楽しい時間を提供してあげてください。
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